大阪の水辺再生 1
多彩でエネルギッシュな市民運動は、中之島東部一帯の歴史的景観を守り、活用することにつながっただけではなく、これまで「開発一辺倒」でつき進んできたかの感があった大阪における都市建設のあり方に一石を投じ、少しずつではあるが方向転換への気運をつくりつつありました。
中之島では、中央公会堂の前に東洋陶磁美術館ができ、それと市庁舎との間にクスノキとケヤキの大木が並ぶ「みおつくしプロムナード」が整備され、難波橋をはじめ水晶橋や栴檀木橋の修景、大江橋と渡辺橋の中間点に新しいガーデンブリッジの建設が進んでいます。
また中之島公園から西に向かうプロムナードが着々と川沿いで延伸されており、その行き先である中之島西部地区では、大阪大学跡地やロイヤルホテル周辺で国際的な美術館、会議場の計画が進められてもいました。